会計で未来を変える!コラム④3つの決算書

決算書とは

 決算書とは、ある一定期間の経営成績と財政状態を報告するものです。経営成績とは、一定期間の利益がいくらであったかを示すもの。また財政状態とは、資金の調達源泉(自己資金か、銀行借入等の他人資金か)とその運用状態を示すもの。固くいえばそうなりますが、要は、会社が儲かっているのか、あるいは損をしているのか、を示しているものです。

 実際の取引を記録した結果が決算書なので、誰がやっても同じ結果になるのでは?と思われるかもしれませんが、経営成績を数字で表現するに当り、複数の会計の基準が用意されており、取引の実態に応じて基準を適用する必要があるのですが、人によって解釈が異なる余地があり、決算書は複数の結論に導かれることがあります。

3つの決算書

 一般的に、中小企業の決算書は次の3つに分類されると言われています。

・税務申告用の決算書

・銀行用の決算書

・自分用の決算書

 決算書は唯一無二の答えがでる絶対的なものではありません。経営者の意志次第で、利益の金額は変動します。

 

 次回のコラムでは、上記3つの決算書について、その意味を解説致します。

 

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