会計の力で未来を変える!会計がなぜ未来に繋がるのか・・・会計の重要性を知る①

会社は究極的に資金が回れば倒産せず、永遠に生き続けることができます。売上が好調で、永遠に業績が伸び続けるのであれば、会計などある意味不要かもしれません。溢れる現金を数えて満足するだけでよいでしょう。
しかし、多くの場合、業績には波が生じ、業績が下降してきた際にはどのように立て直しをするべきか、作戦を練らなければなりません。そこに会社存続の命運がかかっているといっても過言ではありません。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず 

言い古された故事で恐縮ですが、やはりこれが重要であると思います。作戦を練る際には、外部環境すなわち競争相手の分析も大事ですが、それより前に、まず最初に自分の分析をすべきではないでしょうか。この自己の分析は、現在会社が本当に儲かっていたのか、を知ることから始まります。

そもそも自社は儲かっているのか?

前回の決算では利益が出ていたはず・・・でも最近資金繰りが苦しい。このようなケースは多くあると思います。例えば決算から半年も経過しているような場合は、既に情報は古くなっています。では前月末の状況はどうでしょうか。経理担当者に尋ねてみて、答えが返ってこないようであればすでに危険信号が出ています。常に新しい情報が入らないと、自己の最新の状況の分析ができません。

基本的なことのはずですが、残念ながら中小企業で月次での損益がきちんと把握できている会社はそれほど多くありません。

まずは月次決算がきちんとできているかどうか、これが重要です。そうしないと、最新の自己分析がままならず、今後の作成を立てることができません。月次決算がきちんとできていない場合は、既に会社として要注意の状況にある。そのように認識して頂きたいと思います。
次回以降のコラムで、月次決算の意義を掘り下げていきたいと思います。

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